プロペラシャフトトラブルの傷跡
28番車のサイドブレーキレバーやや前方のフロアトンネル。
フロア下から何かがぶつかったように空いている穴は、先日のチャオイタリア決勝リタイヤの原因となったプロペラシャフトトラブルの傷跡。メインストレートエンドで明らかな異常を感じ、コース脇に寄せるべく1コーナー大外をスロー走行中、恐らくそれまで辛うじて繋がっていたペラシャフトが完全に外れてフロアトンネル内で暴れ回ったらしく、ガンガンガンガン・・・!という音と共に見る見るうちにサイドブレーキレバー取付部付近が変形し始め、こんな穴まであいてしまうという、惰性で転がっている状態でさえこの破壊力・・・。
実際後で聞いた話、全開走行中にペラシャフトが落っこちて運悪く路面を突いてしまうと、冗談じゃなく車体ごと飛んで逝っちゃうコトもあるそうな・・・。この程度で損傷で済んだのはどうやら不幸中の幸いだったようデス。
Comments
こりゃ大変でしたね!オイラも気をつけなければ!!ペラシャフト接地はかなり恐ろしい事が起きるようです。20年も前に聞いた伝説なので、飛んだのが何処の誰がというのは知らない話で恐縮ですが、AR好きの画家Y氏やK氏の知人(R246沿いの板金屋さん→この辺までくりゃ知ってる人もいるかな?)から、富士のヒストリックでARクーペがストレートで前転したと言う話し聞いた事がありますよ~。
Posted by: chimpanzee55jp | October 24, 2005 12:33 PM
やっぱりそうなんですか。
場合によっちゃ2mくらい飛ぶらしいですね・・・。
恐ろしいコトです。
自分の場合、少し前からトラブルの兆候があっただけに反省することしきりです。
やはり少しでも異変を感じたら、その場で徹底的に追求せなあきませんね。
Posted by: 28ばん | October 25, 2005 08:00 AM
それにしてもボルトがねじ切れたんですか?オイラのクルマも1750に2000載せた物ですので、かなり気がかりです。基本的に同じものだと思ってましたが・・・やっぱボルトも対策部品なんですかね!?2000専用とか?
Posted by: chimpanzee55jp | October 25, 2005 12:47 PM
フランジを固定しているボルトは、1750までが8ミリ径、2000のみ9ミリ径のモノが使用されているようです。恐らくこのあたりの部品に関しましては、かなり余裕を持った設計がなされているとは思いますが、何せ35年前のクルマですから・・・。カップリングやユニバーサルジョイントは痛めばすぐにわかるので交換していたのですが、ボルトに関しては恐らく新車時から無交換だったカモ・・・です。
Posted by: 28ばん | October 26, 2005 08:07 AM
恐ろしいお話です。
記事を拝見し、ゾッとしました。
異常を感じてから昨日までの2週間に何度高速道路をすっ飛ばしていたか...。
今回先にデフ側のフランジボルトが欠損しましたが、センター側もすべてゆるゆるでしたのでホント危ないところでした。
そんな状態にもかかわらず直前まで峠道ガンガン走ってたなんて...バカですねぇ...
以後気をつけます。
Posted by: パシフィックオーシャン | September 03, 2006 11:12 PM
私も「なんかオカシイなぁ・・・」と思いつつゼンッカイでサーキット走行していたワケでして・・・。
知らんということは恐ろしいコトです。
最悪ペラシャフトが外れても地面にだけは刺さらないよう、あらかじめセンタートンネルの裏側にステーを渡している方もおられるそうです。
Posted by: 28ばん | September 04, 2006 12:48 AM