ユーロカップ2008 Rd.3 決勝車載映像
先日のユーロカップ2008「EURO&JAPANクラシックカーチャンピオンレース」第3戦の決勝車載映像より(↓)。
前を行く「GT BUG タイプ3 カルマン」(↑)を必死のパッチで追いかけるレース中盤戦。序盤での後方からの観察で、裏ストレートエンドの右コーナー進入を今回の勝負ドコロと見定め、まずはエイヤ!とばかりにインに飛び込んでみるも直後のハーフウェットの路面に足をすくわれてあえなく作戦失敗・・・。
コリャやっぱり前フリからいかなアカンわ・・・というワケで、先ずは山の上のフルターン進入を早めにインにつく「近道ライン」でほぼケツベタ状態に・・・・。そんでもって次の下り左コーナーの立ち上がりラインをセンターよりに抑えることで、続く立体交差下の右コーナーではクロス気味にライン交差させつつ最終ヘアピンではなんとかアタマ半分をねじ込むところまで持っていく・・・。で、その後のメインストレート&1コーナーは前方にプレッシャーがかかっていることを祈りつつ、ガマンガマンでついていくのみ・・・てな具合で、ここまでの前フリで前を行くカルマンとの差を最小限に保ちつつ、再び迎えた本日の勝負コーナー。今度は万全を期し、クリップ手前で完全に前に出るくらいつもりで「どりゃ!」とばかりにレイトブレーキング。インを刺せ!それが人生だっ!・・・・おっしゃ!今度はイケたやろっ?!と思った瞬間、またまたさっきと同じように立ち上がりでトッチラカってしまい修正舵を入れているうちに、あっさりスカッと抜き返されてしまいました・・・の図。
「う~苦戦じゃ~・・・次はどないしていったろ~・・・」と無い知恵を振り絞っての悪だくみはさらに続くも、結局はこのままの並びでレースは終了。「いや~!面白かったですね~っ!!」なんてレース直後のパドックでお互いの健闘を称えあった「ガレージ辻本」主宰のTさん、VWのレース仕様車としては珍しいカルマンギアを敢えて選択されてのユーロカップ2005年開幕戦から数えて3年目のT-2000クラス初優勝おめでとうございます!!次回もまたよろしくお手合わせのホド・・・。
Comments
1回目のアタック失敗のときはなんと叫んでいたのでしょうか? 2回目はもう笑ってましたね。
結果はともあれこういうバトルは前も後も楽しいもんですねぇ。
しかしハーフウェットでこんなに攻めるとは・・汗)
Posted by: 白猫#35 | September 25, 2008 01:08 PM
「どっしぇ~っ!?」とか「どっひゃ~っ!!」とか・・・レース中思わず口をついて出てくるのは、こんなほぼワケの分からん叫び声がほとんどデス。
レースでの競り合い、特に車種が違うもの同士だとコース上での得手不得手の場所もそれぞれ異なってきますので、面白さも倍増ッス。
Posted by: 28ばん | September 26, 2008 08:34 AM