使ってみましたA048「Sコンパウンド」
事前の天気予報では雪混じりの厳しい寒さが予想されており、低温セミウェット路面なら恐らくドンピシャのハズ・・・との考えからココは気合一発!思い切って以前から興味津々だったアドバンA048の「Sコンパウンド」を投入してみた昨年末のアルファロメオチャレンジ2008全国統一戦。
ところがそんな思惑とは裏腹に当日の天気は晴れ・・・それでも厳しい冷え込みだったことには違いなく、当初の予定通りSコンパウンドで予選・決勝を走ってみての感想は、同じA048でも使い慣れたMコンに比べて柔らかいコンパウンドのせいでブロックのヨレが激しいのか、どうも舵角を入れていった時の感触が掴みづらく、なんか乗りにくいタイヤやなぁ・・・といったもの。「やっぱジムカーナ専用なんやろか?」なんて思いつつ、最初のうちはその妙にグニャグニャした感触に戸惑ったものの、ラップタイム自体は路面温度が低い割にはソコソコ出ており、またここ数年の記憶に残る限りでは恐らく初めて決勝ベストラップが予選タイムを上回ったことからも、このあたりは運転手の「慣れ」の問題なのかも?
そして最も気になるソフトコンパウンド故の磨耗度合いの方は、サスガに真冬のこの時期でもそれなりにシッカリ熱が入ってはいるものの、心配していたブロック飛びやコンパウンド自体がドロドロに溶けてしまうといったコトは皆無で、この日の岡山国際サーキット決勝10周程度なら、タレによる極端なグリップの落ち込みも特には感じられず・・・といったところ。とは言えまだなにぶん初めてのそれも極低温時のみでの印象ということで、今のところまだ何とも言えない部分を多々残すものの、もし春先くらいの路面温度でもこの調子なら冬場専用タイヤとして今後有効に使えるやも・・・。
ただ、おかげでずっと以前から満を持しての購入予定だった「ポータブルメモリーナビ」はまたまた遠くになりにけり・・・。
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