ニッサン・セレナ(その2)
仲間内皆で道中ワイガヤ行けるということで、行き帰りのアシには毎回ミニバンのレンタカーを調達している恒例のカニ宴会ツアー。
年に一度、普段はあまりご縁のない最新のミニバンを運転できる機会とあって、いつも運転手役を買って出る28番車が先日担当したのが、「おやじ組」・「ファミリー組」で分乗した2台の「ニッサン・セレナ」(↑)のうちのおっさんチーム車。
以前にも乗った2代目セレナのフルチェンジ版となる今回の3代目も、「ホンマにコレで5ナンバーか?!」と呆れるほどの広々した室内空間は相変わらず。また大人7名のほぼ定員乗車状態でも特にパワー不足を感じることもなく、前回好印象だったよく制御されたCVTならではの変速時の空走感の無さや、初めて乗ってもクセのない素直な乗用車的乗り味は健在。・・・てなワケで、帰路の道すがら見かけた日産ディーラーの「3年連続ミニバン販売台数NO.1」なんて横断幕にも何となくうなずけるハナシ。
ただ蛇足ながら今回一番驚いたのは、レンタカー屋さんからの乗り出しで渡されたのがキーすら付かないリモコンのみだったコト。そのリモコンをかざして運転席に乗りこめば、エンジン始動はハンドルポスト脇にある昔のテレビのチャンネルのような丸いスイッチをおもむろにガチャっと回すのみ・・・こんなところ一つとっても「自動車の家電化」は着々と進んでおるようデス。
Comments
最近、キーが無いのよく見ますよねぇ。
壊れた時どうすんだろ?
と、いつも不安になります。
家電と割り切れば受け入れられるんでしょが・・
とてもそういう方向には考えれません。
昭和生まれには無理かも~!(笑
Posted by: 赤ヒラメ | February 20, 2010 06:02 AM
ツイ壊れたときの事を考えてしまうのは旧車乗りの悲しいサガ・・・自分も先ず思ったのはソコです。
家電化はある意味究極のユーザーフレンドリーとも言えますし、それはそれで素晴らしい技術の進化の結晶だとも思うのですが、以前何かの雑誌に載っていた自動車メーカーの技術者の方のインタビュー記事に「我々の目指す究極の理想像は運転の完全自動化です!!」なんてのを見るにつけ、一抹の寂しさを禁じえません。
「お願いやから自動車を造る当事者が運転を掃除や皿洗いと一緒にせんとってくれ!!」なんて思っているのは最早一部の「昭和型ロボ」だけなのかもしれません・・・。
Posted by: 28ばん | February 20, 2010 05:20 PM