エアクリーナー(その3)
手塩にかけて組んでいただいた虎の子エンジンを少しでも長持ちさせるため、これまでずっとキャブレターのエアクリーナーはサーキットでも常に装着したまま走り続けてきた28番車。ただここ最近、立て続けでどうにもウダツの上がらないレース内容に、何かひとつでも良いキッカケが掴めればという、溺れる者はナントヤラ・・・の心情抑えがたく、「一度試しに予選だけでも・・・」という条件付きで、次戦は漢のクリーナーレスでの出走を決意。
・・・となれば、現状既に5年落ちでスポンジがヘロヘロになりつつある、2連ソックスタイプのエアクリーナーだとパドックでの脱着を繰り返すうちにあちこち破れて、即ご臨終となる恐れが多々あるため、以前少しだけ使っていた、より脱着の容易なヤツを戸棚の奥から引っぱり出してきたところ、コチラもフィルターの表面をちょっと触っただけでスポンジがボロボロ剥がれてくるような有様・・・。
「コリャ汎用のフィルターで全面貼換えか?」なんて考えつつも、表面の劣化したスポンジを剥がしきってしまえば、その下の心材となるやや硬めのスポンジは、いまだ健在であることが判明。ただコレだけだとフィルターとしての能力はガタ落ち・・・まぁそれでも無いよりゃ全然マシなハズ・・・と思い直し、エイヤとそのまま装着に及んだような次第。
コレにて「イザ鎌倉!!」の時には、フィルターをカパッと外して背水の陣。果たして4速全開、「上のもうひと伸び」に結びついてくれますかどうか・・・。
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