極私的回想、「NCHK(中山サーキットを走ろう会)」。
28番車のマラソンのお師匠、「ますけん」さんのブログ記事を見て懐かしく思い出す「NCHK」。
自分が参戦していたのは’89~’90年頃、キャブ・排気系等ライトチューンのKP61&310サニーがワサワサ集まる「S-Ⅰ」クラス。当時は「アンタはレースのコトしか頭に無いんかっ!?」とヨメハンに呆れられる現状どころではなく、生活のほぼ全てがNCHKを中心に回っていた時代。とにかく2ヶ月毎に迫りくる次戦のNCHKと、それに見合うお金の算段に追いまくられていた日々。今にして思えば僅か2年余りのことだったとはいえ、あの頃は一体ナニ喰って生きていたんダカ・・・。
そんな腹ペコで油臭~いセーシュンの、今ではかけがえのない記録となった「NCHKグランプリ」(「”走ろう会”なのに”グランプリ”だ!!」)1990年6月10日第6戦結果表より偲ぶ往時の状況をば・・・。
参加カテゴリーはN(エンジンノーマル)、S(同ライトチューン)、T(スリック以外何でもあり)とTS(スリック含めやりちぎり)に大別され、それぞれN-A・B・C・F・G、S-Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、T-660・1500・2000・3000、TSの計13クラス。さらに激戦のN-A(KPワンメイク)、N-C(86ワンメイク)、N-F(ワンダー・グランド・EPターボ等)はそれぞれⅠ・Ⅱに分かれて延べ16クラス。コレをば半分の8クラスづつに分け、毎月の奇数・偶数月に開催されていたという、コレだけでもどんだけの台数が集まってたか想像がつこうっちゅうモノ。ちなみにこの日のエントリー数、N-AⅡ・17、N-BⅠ・15、N-CⅡ・24、N-FⅡ・14、S-Ⅰ・25、S-Ⅲ・19、T-2000・14、TS・20(!!)の総勢148台。コレがあの狭い中山サーキットのパドックに集結し、午前の練習走行はナントそのほぼ全車がコースインするという・・・。でもってアノ短いホームストレートということで、当然の如くスターティンググリッドの並びは3・2・3・2・・・がそのマンマの状態で目の前すぐの1コーナーにナダレ込む・・・いやホントスゴイ時代でアリマシタ。
そんなインターネットもナンモない頃、事務局の「グランドスラムGTR」さんから毎戦後欠かさず郵送していただいたのがこの結果表。全カテゴリーのリザルトはもちろんのコト、参加全車の予選・決勝全てのラップタイム表に加え、決勝レース周回毎の順位の推移を記録したラップチャート、さらに巻末にはその時点での全クラスの年間ポイント順位表まで網羅した、よくぞこれだけ手の込んだモノを作っていただいたと今にして思う、それはそれはスバラシイ逸品なのであります。
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