冬場のサーモスタット装着に向け・・・。
サーキットでの全開走行をメイン用途としている28番車の冷却水路中には、当然サーモスタットの介在はナシ。街乗りなどとは違い、ある程度限定された走行条件となるサーキットでは、そんなナリフリ構わぬ冷却効率最優先仕様でも、寒冷時のオーバークール対策は、定番のラジエター開口面積の調整で、まぁ大体は賄える範囲内。
ただ渋滞もあれば信号待ちもある普段の街乗り移動などでは、夏場はともかく、真冬の季節になってくるとどうしてもそれだけでは安定した水温管理ができない状態が、今までずっと続いていたようなコト。とりわけ4年ほど前の西脇健康ランド閉鎖以来、前泊がかなわず、真冬の早朝から地元のセントラルサーキットへ自走で向かう際などは、いくらラジエター前をバチバチに塞いでも、「いい湯だな♪」みたいな水温のまま延々と中国道を走らざるを得ないワケで、コレはさすがにエンジンには悪かろうと・・・。
てなワケで、そんな局面でも出先のパドックなどで簡単にサーモスタットの脱着が可能になれば・・・と前々から考えており、今回モノは試しにとチョットした加工を施した次第。これまでは入口・出口を完全に塞いでいたサーモスタットのバイパス水路を、バイパスホースは通常通りに接続しておき、「お風呂の栓」改でこしらえた↑のようなプラグを、サーモスタットケースの底面に仕込む(↓)ことで、バイパス水路をストップしようという寸法。これなら冷却水を少し抜くだけで、簡単にサーモスタットの出し入れとバイパス通路の開閉ができるようになるのではと・・・。
とはいえ、ナニブンにも素人の思いつき、まずは本来あるべき状態のサーモ無し仕様でしばらくは様子見デス。
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