JCCA「Pクラス」に思うこと
早いもので2010年夏の初参戦から数えてもう5年、相方27番車の帯同でJCCAクラシックカーレースの現場に立ち会ってきた中で、改めて「ココは地元関西とは違うなぁ・・・」と多々思うことのうちのひとつが「Pクラス」レースの在り方。
足回りのファインチューン以外は、Sタイヤの使用からナニから、ほぼ全ての改造が禁止されているクラスだけに、ラップタイムは他のクラスに及ばないものの(それでもトップクラスはツクバ8秒台を叩き出す!!)、その安全装備も含む厳しいレギュレーションに則ってシッカリと造り込まれた車輛は、バンパーの取り外しすら許されぬ大人しい外観から放たれる、街乗り改造車とは一線を画した「競技車輌」特有のオーラがなんともイイ感じ。
さらに何と言ってもうらやましいのは、この「P68/75」レースが他カテゴリーとの混走ではなく、必ず単独レースとして開催される点。そしてF・TS・Sクラスと全く同じレース進行、規定に沿った同じ賞典・表彰が行われるという、まぁ当たり前っちゃあ当たり前のことではあるものの、参加台数がなかなか揃わず、自ずと混走での開催が常態とならざるを得ない地元事情からはチョット考えられないワケで、別扱いとはいえ毎度毎度性能に勝る他クラス車の後塵を拝してばかりのレースというのは、頭では解っていてもヤッパあんまり気分のイイものではなく、この点は毎回10台前後ながら常連さんを中心に安定してエントリーを集め続けている大きな要因となっているハズ・・・。
そもそもが前述の「街乗り改造車」からスタートして今に至ってしまった28番車、もしウン十年前の乗り出した頃からこの現場を実際に目にしていたら、ゼッタイに目指すトコロはココだった?!
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